三ノ輪橋から早稲田までの12.2キロメートル、30の停留所を辿ってみましょう。
都内に唯一残っている都電です。私が子供の頃はバスではなく、都電が主な交通手段でした。
道路の真ん中に引かれた線路の上を走る路面電車は、昭和を象徴する交通機関の一つでした。今では三ノ輪橋〜早稲田を走る路面電車一つだけ残っています。

季節ごとの楽しみがあります
都電荒川線[さくらトラム]沿線沿いは式四季折々の季節を味わう楽しみがあり、人々が日々の交通手段として活躍しています。
【 春 】
沿線沿いには桜並木が立ち並び、お花見の季節には欠かせない飛鳥山公園が有名です。四月に桜、五月はバラが咲き沿線全体が花に包まれ、車窓から見る景色は人々を幸せへと導いてくれます。
沿線のバラは、地元の人たちが植えて育てています。今では、サクラと共にバラの名所にもなっています。
【 夏 】
荒川車庫前停留所付近から梶原にかけて、車窓から青空に映えるひまわりが見えます。桜が散り、沿線沿いには若葉しげる新緑の季節になります。さわやかな風がほのかな緑の香りを届けてくれます。
【 秋 】
車窓から眺める紅葉は、なぜか人恋しくなる季節を感じます。
大塚駅 停留所界隈、地元の人が植えたバラは秋にも美しく咲きます。
紅葉の見どころ:面影橋、荒川区役所
【 冬 】
雪の中を走る電車は情緒たっぷりです。
都営まるごときっぷ

23区内の都営地下鉄、都営バス、東京さくらトラム・(都電荒川線)、日暮里・舎人ライナー
1日に限り何回でも乗車できます。
都営地下鉄ー乗り放題
都営バス ー乗り放題
東京さくらトラムー乗り放題
日暮里・舎人ライナー:乗り放題
な・な・なんとこんなに乗って降りて、また乗って降りてを繰り返してもたったの大人700円です。
(小児は350円)
ご利用はこちらの内容をご覧ください。
都営まるごときっぷhttps://w
さあ!小さな電車に乗って旅のはじまりです
- 1、三ノ輪橋
- 三ノ輪〜早稲田館を走るサクラトラムの始発(終電)停留場
昔からある商店街、ジョイフル三ノ輪商店街
- 荒川遊園地
- 大正11年創業
2022年4月 リニューアルオープン
休日ともなると、ベビーカーに乗るお子様連れの親子、お孫さんと遊園地に行く満面笑顔のお爺さん、おばあさん達で、電車の中は満杯です。
乗っている人たちも、そばのお子様に話しかけてまたまた、笑顔。
幸せを運ぶ[さくらトラム]
荒川遊園地を過ぎると、ほとんどの乗客が降りてがらんとしてます。
- 都電おもいで広場
- 三ノ輪橋停留場 下車すぐ 10:00〜18:00 火・水休み
都電車両が展示されています。
都電交通案内・乗車券販売・都電グッズ販売
- 飛鳥山公園
- 桜の名所:桜の季節は大勢のお花見客で賑わっている
渋沢資料館:入場券300円
紙の博物館:入場券400円
古川庭園 飛鳥山公園から徒歩18分:入場券150円
- 梶原
- 梶原から小台にかけて沿線には近くの住民達がお世話しているバラの花が咲きます。
都電の形をした最中が有名です。
通り奥に行くとレトロな喫茶店があります。店内では、大きなソファーに座りコーヒーの香りを楽しんでみてください。
- 巣鴨地蔵通り
- 庚申塚:2分
おばあちゃんの銀座通りと呼ばれている
赤いシャツ・赤いパンツが有名
- 鬼子母神
- 鬼子母神前下車
雑司ヶ谷鬼子母神:池袋駅が近いところにあるが、街中とは思えないほど自然に恵まれている

- 面影橋
- 東京染め物語博物館:面影橋3分 無料
甘泉園公園 :面影橋1分 無料
- 早稲田大学演劇博物館
- 早稲田下車徒歩5分:無料
まとめ
- 都営1日丸ごと切符を使って交通費は700円。
- 昔ながらの商店街を歩き、昼食のパンを買い求める。(450円)
- 荒川区役所前で下車してパンとお茶をいただき、少し休憩。
- 子供の頃、連れて行ってもらったあらかわ遊園地を外から眺め、つい乗り物に乗ってみたくなる。
- まだ寒い外出だけど、車内は暖かい。
- 久しぶりに巣鴨地蔵通りを歩き、お姉さん(?)たちに元気をもらう
1日、電車を何度も乗り降りして、時間は過ぎても楽しい一人旅でした。
時間にゆとりある方、家にいることが憂鬱になる方にはもってこいの「都営まるごと1日切符」です。
今日は、1,150円で1日楽しい時間を過ごしています。
このような小さな旅を経験してみてください。
次回は、都バスに乗って出かけます。
コメント